家庭菜園の基礎知識
家庭菜園は以前から多くの愛好者がいますが、そもそも家庭菜園とは、自宅や市民農園で野菜や果物などの栽培をおこなう趣味の一つで、従来は自宅の庭や空き地、ベランダ（プランター利用）で行っていましたが、最近では市民農園を借りて自給目的で野菜や果物などの栽培を本格的に行う人も増えています。
これを営利目的で行う野菜等の栽培となると、「農業」と呼ばれることが多くなるわけです。家庭菜園はベランダなどで手軽に始めることもできますが、それでもしっかり収穫をあげようと思えば、正しい知識を学んでおく必要があります。
実際、家庭菜園にはいくつもの行程や作業が必要です。種まきから始まり、間引き、水やり、定植、害虫予防、薬剤散布、整枝作業、肥料の与え方、トンネル栽培やベタ掛け栽培など、それぞれの目的と方法を理解しなければなりません。
貸し農園でのスタートなら、まずは更地を耕さなければならず、土壌の酸度も測定する必要があるかもしれません。
種についても良いものを選ぶ選択眼が求められますし、水やりにも細心の注意を払わなければなりません。
又、野菜の種は多めにまいて、育っていくにつれて成長の悪い苗を、数回にわけて間引いていくことが基本となり、こうした途中での作業は、初心者には結構大変かもしれません。しかし、苦心しながらも栽培することで、収穫の喜びもひとしおとなるもので、経験を重ねていけば、収穫量も直実に増えていくと思います。